ぐっすり眠れる寝室作り【熱帯夜 編】
2018.08.10
暑くて寝苦しい夏の夜。ぐっすり眠れていますか?
「なかなか寝付けない…」「何度も目が覚めてしまう…」
とお悩みの方も多いのでは?
こちらでは熱帯夜でもぐっすり眠るための寝室づくりのコツをご案内します。
帰宅したらまず換気!
寝室に限らず、夏の締め切った室内は空気がこもってムシムシするような暑さです。
真っ先にエアコンのスイッチに手を伸ばしたくなるところですが、まずは「換気」をするのがオススメ。
外の空気を室内に入れる方が、暑いように思うかもしれませんが、淀んだ空気もフレッシュになり心地よい空間を作ることができます。
室温も早く下げることができますよ。
「熱い空気のたまり場」をチェック!
日中の暑さで、寝室には「熱い空気のたまり場」がいくつか存在します。
お部屋を早く効果的に涼しくするためには、ここも要チェックです。
クローゼット・押入れに熱は隠れています
夏にクローゼットや押入れを開けてみると、想像以上に熱い空気がこもっています。
大きく開けて、お部屋と一緒に換気しましょう。
換気ができない場合は、扇風機の風を当てて空気を循環させましょう。
壁も温まっています
近年の暑さでは、室内の壁まで温まってしまっています。
扇風機の風を当てると早く壁の熱も取れ、エアコンの効きも良くなります。
収納付きベッドの方はご用心!
引き出しなどの収納機能の付いたベッドは、とても便利ですが、熱帯夜には眠りの厄介者になってしまうことも。
ベッドの下に熱い空気も収納してしまうのです。
熱がこもったまま寝てしまうと熱い空気の上に眠る状態で、寝苦しさの原因に。
熱がこもっていると感じたら、引き出しを開け扇風機の風を当てましょう。
収納にぎっしり詰め込んでしまうと熱が逃げにくいので、空にするか、少なめに収納するものオススメです。
エアコン&扇風機を上手に使いましょう!
体が火照って寝苦しい熱帯夜。
ついエアコンの設定を下げたり、扇風機の風に当たりたくなります。
暑くて寝苦しく目が覚めるのと同じくらい、実は体が冷えすぎてしまうことも夏の眠りのお悩みで多いものです。
冷えすぎは眠りの大敵です。
本来、寝入りには手足から熱を発散するのが、正しい体温のリズムです。
冷えすぎてしまうと、体は冷えすぎを阻止するため深部体温は温かい状態をキープするように働きます。
これでは熱が体にこもってしまい、寝つきも悪く、浅い眠りの原因にもなってしまいます。
目指すは「寝苦しくなく、体にやさしい」空調の使い方!
その秘訣は、「エアコンと扇風機の合わせ技」です。
エアコンをつけながら、同時に扇風機やサーキュレーターを回して空気を循環させましょう。
寝る約1時間前に強めにエアコンをかけて寝室を冷やしておき、寝るときには設定温度を28℃前後に戻すと、心地よく寝入ることができて、寝ている間には冷やしすぎを防ぐことができます。
通常の夏の夜は、エアコン28℃前後の高めの温度設定で、3時間程度で切れるくらいのタイマー設定がおすすめです。
しかし熱帯夜で睡眠がとりにくい場合は、タイマー設定時間を6時間くらいに延長して睡眠を確保しましょう。
設定温度も28℃にこだわらず下げてもOK。
扇風機も一晩中回してもOKです。
ただし、扇風機の風を直接体に当てないようにしましょう。
エアコンの風を扇風機で部屋全体に風を回すのが冷えを防ぐコツですよ。
湿度をコントロールして体感温度を下げましょう!
意外と忘れがちなのが「湿度」管理。
同じ室温でも湿度が違えば体感温度と快適さに差が出てきます。
つまり、室温が高くても湿度をコントロールすることで快適に眠ることができます。
冬は乾燥しやすく、夏は湿度が上がりやすい季節です。
寝室の湿度は50%前後を目指しましょう。
早朝の太陽の光は眠りの敵
夏は日が昇るのが早く、その光は強烈で、暑さまで感じるほどです。
まだ眠っていたい早朝でも朝日に起こされることもあります。
早起きできるのは嬉しいですが、眠りを妨げられるのは困ったものですよね。
カーテンを遮光のものにすると太陽の光が目に入らず、眠りを邪魔されません。
また、ふとんやベッドの向きを変えてみるのも良い方法です。
熱帯夜の寝室づくりのコツを紹介してきました。
熱帯夜こそぐっすり眠って、
酷暑を元気に乗り越えましょう!
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