眠り上手の「枕」選び【高さ編】
2018.11.09
今の枕に満足していますか?
肩がこる、体が痛くて目が冷めてしまう、
いびきをかいてしまう、ぐっすり眠った気がしない、
寝つきが悪い…
もしかしたら枕が原因かも?
こちらでは、正しい枕の選び方をご紹介します。
枕の役割とは?
まずは枕がなぜ必要なのか、おさらいです。
体に負担なく楽に眠れる姿勢は、
「立った時の姿勢を、横になった時もそのままキープした状態」。
枕に関して言えば、頭から肩にかけて、
体と敷き寝具との間にできた隙間を優しく埋めてあげる
ことが枕の役割です。
枕が無いと、首が浮いた状態です。
寝ている間にずっと力が入ってしまい、休まらないうえに、負担もかかり続け、肩こりや頭痛の原因になることも。
体型や骨格は一人ひとり違うもの。
体型の違う私たちが使うのですから、枕も一人ひとりの体に合わせなければいけません。
「枕に体を合わせる」にではなく、これからは…
枕を体に合わせていきましょう!
良い枕のポイント
●首をしっかり支えるもの
●後頭部にフィットするもの
●仰向き寝・横向き寝どちらにも対応するもの
●寝返りしてもゆったり眠れるよう、十分な横幅があるもの
●高さ調節ができるもの
快眠の第一歩は「正しい高さ」から
枕の高さは、人それぞれの体型によって違います。
また、「仰向き寝」と「横向き寝」という寝方によっても必要な高さが変わります。
「私はずっと仰向きで寝ている」
とおっしゃる方もいますが…
寝ている間に、人は必ず寝返りをうちます。
「仰向き寝」と「横向き寝」の両方が、正しい姿勢で寝られるように枕を合わせていきましょう。
仰向き寝・横向き寝両方に対応する枕
わたひちのオーダー枕は、ゆったりサイズの「横幅70㎝」。
大きいように見えますが、寝返りしても頭が枕から落ちない、頭3つ分の幅なのです。
そして、仰向き寝と横向き寝、どちらの高さもしっかり合わせることができる大きさです。
枕の中央で仰向き寝、左右の両サイドの部分で右・左それぞれに横向き寝をして使います。
小さい枕では、寝返りが窮屈になり、ゆったりと眠ることができません。
特に横向き寝の多い方は、ワイドサイズの枕を1度お試しください。
ゆったり眠れる広さに、きっと驚かれるはず。
枕の「正しい高さ」をチェック!
それでは、正しい枕の高さを実際に見ていきましょう。
まずは仰向き寝から。
「仰向き寝」の正しい高さをチェック!
正しい仰向き寝の高さは、
「立った時の姿勢を、横になった時もそのままキープした状態」。
●首のカーブを隙間なく、優しく支えていること。
●後頭部の丸みにフィットしていること。
も正しい仰向き寝の高さのポイントです。
高すぎる枕では首から肩口にかけて一晩中力が入ってしまい、疲れが取れないうえに頭痛や肩こりの原因になることも。
また、低すぎる枕は首の下の隙間を埋めることができないため、首を休めることができません。
低い枕が合う方ももちろんいらっしゃいますが、首のカーブはしっかり押さえておきたいポイントです。
後頭部が下がりすぎると、寝ている間に口が開いてしまい「イビキ」の原因にもなります。
ほんの少しの高さの違いですが、侮るなかれ。
その違いはお店でぜひ、体験してください!
「横向き寝」正しい高さをチェック!
改めて、わたひちの枕は
枕の中心部で仰向き寝
枕の左右のサイドで横向き寝
をして使います。
横向き寝に必要な高さは「肩幅」がポイントです。
「肩幅」に近い高さを、横向き寝に使う左右のサイドに作っていきます。
仰向き寝と同じように、目指すのは…
「立った時の姿勢を、横になった時もそのままキープした状態」。
背骨から、首、頭が一直線になっているのが理想です。
横向き寝をした時、
枕の下に腕や手を入れたことありませんか?
それは、高さが足りていないからかも?
頭は体重の約8%ととても重たい部分です。
枕の高さが足りないと、腕がしびれたり、痛くなったりの原因になります。
枕の高さは “必ず” 変わります!
定期的な高さ調節で、いつでも快適に。
これまで、正しい枕の「高さ」をご案内してきました。
わたひちでは、お客様の体型や敷き寝具の硬さに合わせて、オーダー枕をお作りしています。
それでも忘れてはいけないのが、
枕の高さは、必ず合わなくなります!
ということ。
できれば、1年に1回。
または2年に1回、わたひちに枕をお持ちいただければ、無料で高さ調節いたします。
そのほか、こんなときにも無料調節をご利用ください。
●目覚めた時に、首や肩、腕などが痛むとき
●大幅に「太った」「痩せた」とき
●敷き寝具を変えたとき
●よく眠れなくなったとき
●メンテナンスのご案内が届いたとき
些細なことでもかまいません。
ご相談ください。
もう一度測定をして、ていねいに再調整します。
最近は枕に関する情報が溢れています。
大切なのは、
自分の体に合わせること。
お客様の変化に合わせて、調整をしていくこと。
お店でお試しをして、本当に心地よい枕を手に入れましょう!
次回は「素材」選びについてご案内します!
愛知県碧南市の寝具専門店
ぐっすり快眠 FUTON わたひち
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